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J-GLOBAL ID:201202259434708762   整理番号:12A1637424

ディーゼルエンジンにおけるディーゼル燃料とエタノール燃料を用いた低NOxのすす同時燃焼に関する実験的研究

Empirical Study of Simultaneously Low NOx and Soot Combustion With Diesel and Ethanol Fuels in Diesel Engine
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号: 11  ページ: 112802.1-112802.7  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0270B  ISSN: 0742-4795  CODEN: JETPEZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ディーゼルエンジンの高負荷条件でのディーゼル油低温燃焼に対するエタノール燃料混合による性能とエミッションの改善効果を実験的に調べた。圧縮比18.2,平均有効圧力8bar(×105Pa)の4ストローク・ディーゼル・エンジンの1シリンダーを用い,ディーゼル油のみの場合およびディーゼル油直接噴射(DI)とエタノール燃料ポート吸入(PF)併用の5ケースについて吸気温度,平均有効圧力,直噴比,排ガス再循環率,過給圧力,噴射圧力等をパラメータとして性能と排ガス・エミッションを計測した。各パラメータについてシリンダー圧力,熱発生量とクランク角度との関係,発生すす量,NOx,未燃炭化水素量等と吸気酸素量との関係を図示した。その結果,低負荷条件では排ガス再循環を併用してディーゼル油のみでも低温燃焼が可能であるが,平均有効圧力16.4bar(×105Pa)等の高負荷条件ではディーゼル油とエタノール燃料の混合により低NOxかつ低すす量の低温燃焼が可能となり,エンジン制御性が向上すると結論した。
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