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J-GLOBAL ID:201202259439632802   整理番号:12A0822635

負担指数(SI)および手作業レベル(HAL)に対する限界値(TLV):前向きコホートにおける手根管症候群(CTS)のリスク

The Strain Index (SI) and Threshold Limit Value (TLV) for Hand Activity Level (HAL): risk of carpal tunnelsyndrome (CTS) in a prospective cohort
著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 396-414  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: B0488A  ISSN: 0014-0139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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手根管症候群(CTS)は,最も一般的な末梢神経絞扼性単神経炎であり,米国では外科的除去のための費用が年に約20億ドルかかっている。職業的および非職業的要因を含め多くのCTSリスクファクターがあることが報告されている。最も顕著な非職業的要因には,加齢,女性であること,肥満および糖尿病が含まれ,職業的要因には,仕事上の高レベルの肉体的露出,特に強制的労作,高速反復,手/手首のぎこちない姿勢および手/腕の振動が含まれる。これらのリスクファクターは倍数的に相互作用すると思われる。本稿では,10の多様な製造施設からの536名の労働者のコホートを対象に,仕事上の肉体的露出を測定し,6年間,毎月追跡調査した。ベースライン時に,質問,面談,検査により労働者の人口統計学的属性,医療歴,心理社会的因子,現在の筋骨格傷害(MSDs)および神経伝導検査(NCS)データを取得した。ベースライン時の点有病率は10.3%であり,生涯有病率は19.8%であったが,追跡調査(平均37.8カ月)間に35の新しいCTS症例が発生した。データ解析の結果,CTSは製造現場において複雑で多要因性の病因を有することが示唆された。これらの要因には,仕事上の肉体的露出(手作業レベル(HAL)に対する米国産業衛生専門家会議限界値(ACGIH TLV)および負担指数(SI)),年齢,BMI,他のMSDs,炎症性関節炎,仕事以外の園芸および憂鬱感が含まれる。HALに対するTLVおよびSIはともにCTSリスクの増加を予測することおよび用量反応関係があることが示唆された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  産業衛生,産業災害 

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