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J-GLOBAL ID：201202259453829759   整理番号：12A1228651

ナノメータスケールでグラフェンシート内に閉込めた電解質水溶液中での特異なイオン効果

Specific ion effects in aqueous electrolyte solutions confined within graphene sheets at the nanometric scale

著者 (3件)： SALA J. (Technical Univ. Catalonia-Barcelona Tech, Catalonia, ESP) ,  GUARDIA E. (Technical Univ. Catalonia-Barcelona Tech, Catalonia, ESP) ,  MARTI J. (Technical Univ. Catalonia-Barcelona Tech, Catalonia, ESP)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 30  ページ： 10799-10808  発行年： 2012年08月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疎水性界面のモデルとして,二重層グラフェンチャネル内に閉込めたナトリウムハロゲン化物水溶液の微視的性質に及ぼすイオン種の影響を調べた。この系を,水分子とイオンの分極を明確に含めて分子動力学法によってシミュレートした。水とイオンの密度プロフィルから,イオン種は使える全空間を占める傾向が示された。これは分光学的実験の結果とよく一致した。この一般的な挙動の例外はフッ化物であり,これは界面から離れる傾向があった。界面のイオン水和数はスラブの中心部分より低かった。水-イオン配向と分極分布も解析し,イオン濃度に顕著に影響されることが分かった。電気伝導率はイオン濃度とアニオンの分極率,並びに空間方向に依存することが分かった。

シソーラス用語： 単位 ,  *炭素材 ,  *閉込め ,  *電解質溶液 ,  *疎水性 ,  界面 ,  多層膜 ,  *ナトリウム化合物 ,  *フッ化物 ,  水分子 ,  計算機シミュレーション ,  アニオン ,  *密度分布 ,  配位数 ,  イオン ,  濃度 ,  電気伝導率 ,  分極率 ,  分子配向 ,  誘電率 ,  双極子モーメント ,  *グラフェン ,  イオン濃度
準シソーラス用語： ナノメータ ,  *グラフェンシート ,  *電解質水溶液 ,  二重層 ,  分子動力学シミュレーション ,  フッ化物イオン ,  密度プロフィール ,  水和数

分類 (3件)： 電解質水溶液  (CB05020K) ,  塩  (CD01050V) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： グラフェンシート ,  電解質水溶液 ,  イオン