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J-GLOBAL ID:201202259460586969   整理番号:12A1175272

中国南東部,電子廃棄物リサイクルで影響を受けている地域の屋内粉塵の磁気パラメーターと重金属濃度の間の関係

The relationship between magnetic parameters and heavy metal contents of indoor dust in e-waste recycling impacted area, Southeast China
著者 (6件):
資料名:
巻: 433  ページ: 302-308  発行年: 2012年09月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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規制されていない電子廃棄物のリサイクルによる環境汚染は新たに生じている地球規模の問題である。本研究の目的は電子廃棄物リサイクル活動で排出される金属汚染物質の検出への磁気法の適用性を試験することである。中国,広東省,貴嶼鎮の典型的な電子廃棄物リサイクル地域から採取した粉塵資料を磁気的分析,地球化学的分析,微細形態学的分析及び鉱物学的分析で調べた。電子廃棄物リサイクルに影響を受けている領域の粉塵中の重量特異的磁化率(χ)と飽和等温残留磁化(SIRM) の値はそれぞれ101~636×10<sup>-8</sup>m<sup>3</sup>/kg及び10.5~85.2×10<sup>-3</sup>Am<sup>2</sup>/kgの範囲であった。SIRMとχの間には有意な相関があり(r<sup>2</sup>=0.747,p<0.001),粉塵試料のχではフェリ磁性鉱物が優勢であることを示した。χ<sub>fd</sub>%の値は2.6~4.6%で平均は3.4%であったが,これは粉塵中の磁性キャリアは大部分が粗粒の粒子であることを示す。走査型電子顕微鏡 (SEM)とエネルギー分散型X線分光(EDX)分析から2形態の磁性粒子,小球(10~150μm)と鋭角的粒子(30~300μm)を特定した。κ(容量磁化率)-T(温度)曲線,磁気ヒステリシスループ及びX線回折(XRD)分析からこれら磁気粒子は磁鉄鉱及び針鉄鉱であることを示した。粉塵のSIRMと重金属(特にCd,Co,Fe,Ni及びZn) 及びTomlinson汚染負荷指数(PLI)の間には有意な相関があり,SIRMは電子廃棄物リサイクルに影響を受けている領域の金属汚染の有効な代理指標として用いることができることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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空気調和一般  ,  重金属とその化合物一般 

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