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J-GLOBAL ID:201202259490575031   整理番号:12A0858303

Er3+:Y2O3ナノ粒子の発光動力学への希土類酸化物シェルの効果を解明する

Elucidating the Effects of a Rare-Earth Oxide Shell on the Luminescence Dynamics of Er3+:Y2O3 Nanoparticles
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 18  ページ: 10333-10340  発行年: 2012年05月10日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コアとして1モル%のEr3+をドープしたEr3+:Y2O3コアナノ粒子は溶融法で合成され,希土類酸化物シェル層としてY2O3,Yb2O3及びYb3+:Y2O3の3種類がゾル-ゲル法で合成された。粉末X線回折,エネルギー分散X線,透過型電子顕微鏡,選択領域電子回折及びフーリエ変換赤外分光法を用いてコア-シェルナノ粒子のキャラクタリゼーションを行なうと共に,発光強度及び寿命を調査した。Er3+:Y2O3コア-シェル粒子の径は100~150nmであり,発光寿命に対するY2O3シェル層の最適厚みは8nmであった。77K及び298Kにおいてシェル厚みゼロの時の寿命はそれぞれ122及び76μsがシェル厚み8nmではそれぞれ42%及び53%向上し,厚みを12nmにすると寿命は下降した。不動態シェル層はシェルの厚みに比例して表面水酸基まで移動するエネルギー量を減少させる。発光強度はコア内のEr3+と表面水酸基間の距離の増加と共に,また増加した励起状態の有効性故にシェル内にYb3+イオンの取込みと共に増加した。以上よりこの系で寿命と発光強度を増すためにはシェル層として波長1535nmで最高のピーク発光を与えるYb2O3を適用,シェル層厚みは8nmが最適であると結論づけられる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  無機化合物のルミネセンス 

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