抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全4回予定の2回目として,本稿では,4チャンネル時代およびデジタル音声時代について紹介する。1978年公開の「スターウオーズ 未知との遭遇」でドルビー4チャンネルステレオ方式が登場した。スクリーンバックにL,C,R,そして客席の左右と後ろにモノラルのサラウンド,計4チャンネルを配置したものである。従来の光学録音ではノイズレベルおよび周波数特性の問題で実現できなかったステレオ化を,ドルビー社のノイズリダクションDolby Aを採用して実現している。また,マトリックスを使用する事で,4チャンネルをエンコードして2トラックで光学録音し,デコードして4チャンネルに戻す方式(4-2-4マトリックス方式)を実現している。1992年には,ドルビーデジタル5.1方式が登場した。スクリーンバックにL,C,R,SW(サブウーハー),壁スピーカーはRs(右サラウンド),Ls(左サラウンド)に分かれる。チャンネル数の「.1」はサブウーハーチャンネルの事で,他のチャンネルは周波数特性が20Hz~20KHzをカバーするのに対し,サブウーハーチャンネルは120Hz以下しか録音出来ないため,この表現を使用したものである。音声情報は,パーフォレーションとパーフォレーションの間にデジタルデーターとして記録される。