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J-GLOBAL ID:201202259504231063   整理番号:12A0264672

中国,天津の高齢者社会の粒子曝露評価(PEACE): 質量濃度相関

Particle Exposure Assessment for Community Elderly (PEACE) in Tianjin, China: Mass concentration relationships
著者 (13件):
資料名:
巻: 49  ページ: 77-84  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国,天津の高齢者社会の粒子曝露評価(PEACE)を個人PM10曝露に特化し,中国高齢者集団におよぼすPMの潜在的健康影響評価の疫学的研究のデータサポートに供した。全80人の高齢者を2日間継続個人曝露測定に募り,同時に屋内,屋外,コミュニティーPM10を2009年夏季及び冬季にモニターした。個人PM10濃度は夏季192.8±100.6μg m-3,冬季154.6±105.4μg m-3であった。モデル化個人曝露は測定値より低いが,測定係数(R2)は0.71と高かった。測定及びモデル曝露量をもとに,平均個人曝露は夏季30.2μg m-3,冬季16.5μg m-3と推定した。夏季の個人及び集団PM10曝露濃度には緩やかな相関関係(r=0.39)が,冬季には強い相関関係(r=0.82)を認めた。変動分析(ANOVA)は喫煙及び清掃活動は個人曝露量に顕著な影響を及ぼさないことを示した。本研究の多重回帰分析は集団PM10レベルは個人PM10曝露に最も寄与し,夏季では32%,冬季では64%と評価された。これら結果はPM10個人曝露は主に典型的屋内源よりむしろ屋外粒状物に起因し,集団モニタリングサイトで測定した環境PM10レベルが個人PM10曝露の代用として利用できることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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