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J-GLOBAL ID:201202259509412015   整理番号:12A0785489

ナノサイズのTiO2コロイドを用いた環境水中の超痕跡量のSe(IV)とSe(VI)の予備濃縮とスペシエーションおよびHG-AFSによる定量

Preconcentration and speciation of ultra-trace Se (IV) and Se (VI) in environmental water samples with nano-sized TiO2 colloid and determination by HG-AFS
著者 (4件):
資料名:
巻: 94  ページ: 167-171  発行年: 2012年05月30日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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環境水中のSe(IV)とSe(VI)のスペシエーション分析のために,ナノサイズのTiO2コロイドを吸着剤として利用し,定量法として水素化物発生原子蛍光分光法(HG-AFS)を用いた組み合わせ法を開発した。バルク溶液のpH値が6.0と7.0の間において,1mLのナノサイズのTiO2コロイド(0.2%)上への吸着を成功裏に行うことができ,Se(IV)で97.0%吸着し,Se(VI)ではほとんど吸着しなかった。したがってこの方法により,Se(IV)とSe(VI)を別々に予備濃縮および定量することができた。濃縮セレンのついた沈殿TiO2を脱着せずに直接コロイドに変換した。得られたコロイド中のセレンをHG-AFSにより定量した。この方法の検出限界(3σ)と相対標準偏差(R.S.D)は,Se(IV)とSe(VI)に対してそれぞれ24ng/Lおよび 42ng/L,7.8%(n=6)および7.0%(n=6)であった。この簡便で,高感度の組み合わせ法を,環境水試料中の超痕跡量のSe(IV)とSe(VI)の分離とスペシエーションに適用することに成功した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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各種物理的手法  ,  無機化合物の物理分析 

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