抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京スカイツリーは,高さ634mで,国内の既存構造物の約2倍あり,電波塔としては,世界最高の高さである。タワーの規模が大きいことから,まったく新しい概念の制振システムが必要となった。また,地盤の減衰も利用した。計画地は,隅田川河畔にあり,支持層より上の表層地盤の剛性は極めて低く,基礎の剛性を高めて,柔らかい表層地盤との相互作用を生み出し,逸散減衰を高める構造とした。本文は,東京スカイツリーの構造計画に関して,1)構造計画概要,2)想定外乱,3)耐風設計,4)耐震設計,5)制振システム概要,の5項目に分けて記した。