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J-GLOBAL ID:201202259633967041   整理番号:12A0340543

ククルビト[6]ウリル分子の集合剤としてのアンモニオ安息香酸とウラニルイオンによる錯体

Uranyl Ion Complexes with Ammoniobenzoates as Assemblers for Cucurbit[6]uril Molecules
著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 499-507  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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4種類の補助配位子,4-アミノ安息香酸(HL1),4-アミノ-3-メチル安息香酸(HL2),4-(アミノメチル)安息香酸(HL3),および3-アミノ-5-ヒドロキシ安息香酸(HL4)とウラニルイオンのククルビト[6]ウリル(CB6)存在下での水熱反応によって,5種類の錯体(1~5)を合成し,それらの結晶構造を研究した。これら5種類の錯体のうち3種類(3~5)はイオン-双極子と水素結合相互作用によって生じるが,CB6の空洞中に分子が誘導されていないので多くのジアミノアルカン誘導体に存在する疎水効果が欠けている。従って,形成された超分子集合体は異なる構造を示し,ダンベル型の二量体(3),ペンダント型のCB6分子がぶら下がり,架橋結合している1Dポリマー(4),および離散した三角形(5)になった。3~5錯体では,ウラニルイオン周辺のアミノ/アンモニオ安息香酸塩配位子の配列によってCB6分子の位置は決まるが,カラムあるいはシート中のCB6の配列は見当たらなかったことは注目に値する。これと対照的に,ウラニルイオン錯体と配位CB6分子あるいは自由なCB6分子から成る化合物では,たびたびCB6の配列が観測された。これらの化合物中では2つの副単位の構造はそのまま残っている。配位子の水平位置の調整によってウラニルイオンは平面かあるいは波状リボンやシートを形成する傾向が強いので,ウラニル包接シートとCB6層あるいはカラムが交互に配列している化合物は観測されることが多い。これら4種類の配位子,HL1~4はCB6分子が配列している周辺に平面構造の1,2,4核ウラニル錯体を形成するので,CB6単位の有効集合体と見なされている。
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分類 (3件):
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第3族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  分子化合物 
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