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J-GLOBAL ID:201202259661343746   整理番号:12A1195738

マウス骨髄由来肥満細胞ハイブリドーマの樹立と特性化

Establishment and characterization of mouse bone marrow-derived mast cell hybridomas
著者 (1件):
資料名:
巻: 318  号: 18  ページ: 2385-2396  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インターロイキン(IL)-3依存性のマウス骨髄由来肥満細胞(BMMC)は粘膜型肥満細胞の機能研究にとって重要なモデルである。本研究では,パートナー細胞株としてP815マウス肥満細胞腫のヒポキサンチン-アミノプテリン-チミジン媒体感受性変異体(P815-6TgR)を用いる細胞融合によって,BMMCを成功裏に不死化した。樹立したマウス肥満細胞ハイブリドーマ(MMCH)は高親和性免疫グロブリンE(IgE)受容体(FcεRI)のα,β及びγサブユニットを発現し,高電子密度物質が欠けているか一部満たされている細胞質顆粒を保有していた。4つの非依存性のMMCHクローンは外来性IL-3添加なしで連続的に増殖し,IgE+抗原による刺激に対して脱顆粒応答を示した。更に,脱顆粒によるヒスタミンの合成と放出は最も強い脱顆粒応答を示したMMCHクローン,MMCH-D5で確認された。MMCH-D5はIgE誘発性刺激に応答して,IL-3,IL-4,IL-13,顆粒球マクロファージコロニー刺激因子,腫瘍壊死因子(TNF)-α及びシクロオキシゲナーゼ2レベルの上昇,プロスタグランジンD2とロイコトリエンC4の産生を示した。MMCHクローンはまた,TLR2及びTLR4リガンドによる刺激に応答して,Toll様受容体(TLR)1,2,4及び6を発現し,TNF-α発現レベルの上昇を示した。本法を用いて樹立されるMMCHは肥満細胞のFcεRI及びTLR仲介性エフェクター機能の研究に適しているだろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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細胞・組織培養法 
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