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J-GLOBAL ID：201202259873627493   整理番号：12A0543717

ロバストな列車時刻表問題:数学的モデルと分枝限定法

Robust Train Timetabling Problem: Mathematical Model and Branch and Bound Algorithm

著者 (4件)： SHAFIA Mohammad Ali (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN) ,  POURSEYED AGHAEE Mohsen (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN) ,  SADJADI Seyed Jafar (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN) ,  JAMILI Amin (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN)
資料名： IEEE Transactions on Intelligent Transportation Systems  (IEEE Transactions on Intelligent Transportation Systems)
巻： 13  号： 1  ページ： 307-317  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1272A  ISSN： 1524-9050  CODEN： ITISFG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄道システム及びその環境において生じるミス,故障,逸脱状態を擾乱とすると,列車時刻表では擾乱に敏感でないロバストなスケジューリングが求められる。本論文では,列車走行中に生じる擾乱を吸収するために列車の出発時刻と到着時刻の間に緩衝時間を設け,混合整数計画法に基づいてロバストな形式として列車時刻表問題を定式化した。まず,線路の収容能力を最大に消費するとの概念に基づく数学モデルを提案し,ロバスト最適化手法に基づく列車時刻表モデルを示した。次に,ロバスト性に関する要求レベルを達成するのに必要な緩衝時間を計算するために,擾乱の分布関数に関する情報がない場合に対する保護関数を用いる方法と,分布関数が既知の場合に対する擾乱の確率的振舞いに基づく計算方法を提案した。また,緩衝時間の計算法を用いて分枝限定法(B&B)を提案し,現実の大規模問題を解くために発見的ビーム探索(BS)法を提示した。それらをVisual Basicで実装して一般的なソフトウェアパッケージLingoと最適解の探索時間を比較したところ,B&Bによって96%,BS法によって99%の実行時間を削減でき,合理的な時間で最適解に近い解を見つけられることが確かめられた。

シソーラス用語： *列車ダイヤ ,  *混合整数計画法 ,  *分枝限定法 ,  数学モデル ,  ロバスト性 ,  スケジューリング ,  確率モデル ,  大規模系 ,  BASIC ,  解 ,  高速化
準シソーラス用語： *列車時刻表 ,  Visual Basic ,  最適解

分類 (3件)： 輸送と業務  (TC01030N) ,  数理計画法  (KA03030M) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E)

タイトルに関連する用語 (4件)： ロバスト ,  列車時刻表 ,  数学的モデル ,  分枝限定法