文献
J-GLOBAL ID:201202259884338914   整理番号:12A0963368

新たに単離された解乳化性微生物,Ochrobactrum anthropi菌株RIPI5-1による油中水型エマルションの効果的な破壊

Efficient breaking of water/oil emulsions by a newly isolated de-emulsifying bacterium, Ochrobactrum anthropi strain RIPI5-1
著者 (3件):
資料名:
巻: 98  ページ: 120-128  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
油中水型エマルションが,石油の生産,輸送,及び加工の過程で生じる。油中水型エマルションの破壊は,石油の品質を改良するので,化学合成の解乳化剤が石油産業で利用される。微生物解乳化剤はそれらの可能な代替であり,石油産業での重要な原材料になった。本研究の主な目的は,効果的な解乳性微生物の単離,同定,及び特性化である。多段階濃縮プログラムによって,Siri Island(イラン)の原油汚染の砂質バンクから,解乳性微生物Ochrobactrum anthropi strain RIPI5-1を単離した。増殖培地中の油相の存在は,解乳化剤の生産に不要であることが見出された。この菌株の全培養物と細胞の両方の解乳化活性をモデルの多重原油中水(w/o/w)型エマルションを用いて調べた。菌株RIPI5-1の全細胞は,高度の解乳化活性を後期対数増殖期および静止期で示し,全細胞の解乳化活性が,初期対数増殖期で最大であった。菌株RIPI5-1の全培養物と全細胞による解乳化の経時変化を調べた。多重原油中水型エマルションの初期の破壊率(DeI<sub>1</sub>)は,それぞれ11%と54%であった。しかし,全培養物と全細胞の全解乳化(DeI<sub>8.5</sub>)は,それぞれ63%と72%であった。全細胞の細胞表面疎水性と解乳化活性の間に明確な相関が観察された。水/ケロシンエマルションのエマルション半減期(t<sub>1/2</sub>)は,<0.5時間であった。この菌株の潜在的な活性が,複雑な油田エマルションを利用しても説明された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
石油と石油製品の性質,分析,試験  ,  液-液界面 

前のページに戻る