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J-GLOBAL ID：201202259890251421   整理番号：12A0840204

古典的反応性分子動力学の実行: 技術の現状

Classical Reactive Molecular Dynamics Implementations: State of the Art

著者 (3件)： FARAH Karim (Technische Univ. Darmstadt, Darmstadt, DEU) ,  MUELLER-PLATHE Florian (Technische Univ. Darmstadt, Darmstadt, DEU) ,  BOEHM Michael C. (Technische Univ. Darmstadt, Darmstadt, DEU)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 13  号： 5  ページ： 1127-1151  発行年： 2012年04月10日 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広い範囲の物質の時間発展と化学反応をシミュレートする力の場法を組み込んだ反応性分子動力学(RMD)の実行について総説した。RMD法を最近10年間に開発されたものとSrivastavaらが1995年に,またBrennerが2000年にすでに総説したものとの2クラスに下分けして考察した。第1RMDクラスは反応カットオフ距離の使用に基づき,抽出物から生成物への急激転移を適用する。それらの方法はその単純性のため平衡化した原子論的または物質特異的粗粒高分子構造の発生によく適用された。また遺伝的方法との関連で重合反応についての有用な定性的知見をもたらした。第2RMDクラスの方法は経験的反応力場に基づき抽出物から生成物への平滑連続的転移を用いる。このRMDクラスでは反応ポテンシャルは多体または結合次数力の場および反応性になる様に修正されたCHARMM,AMBERまたはMM3などの経験的標準力の場に基づく。第2RMDクラスのより精巧化された実行の目標は反応速度論と機構の研究及び遷移状態構造の評価である。化学系で時間発展を伴わない場合の純粋または混成ab initio法,密度汎関数法,半経験的,分子力学及びモンテカルロ法はこの総説では対象外とした。そのためCar-Parinello分子動力学など反応領域を扱う量子化学的方法と組み合わせた分子動力学のみを対象とした。

シソーラス用語： *化学反応 ,  時間発展 ,  *計算機シミュレーション ,  *分子動力学 ,  *力の場 ,  距離 ,  衝撃近似 ,  化学平衡 ,  高分子 ,  分子構造 ,  重合 ,  遺伝的アルゴリズム ,  ポテンシャル障壁 ,  多体問題 ,  結合次数 ,  反応速度 ,  反応機構 ,  遷移状態 ,  ab initio MO法 ,  密度汎関数法 ,  モンテカルロ法 ,  ポリビニルアルコール ,  脂肪族アルコール ,  ジオール ,  無機酸エステル ,  ポリオール
準シソーラス用語： Car-Parinello法 ,  カットオフ距離

分類 (1件)： 反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

物質索引 (7件)： 1,2-エタンジオール ,  1,4-ブタンジオール ,  ビスフェノールAジグリシジルエーテル ,  ビスフェノールFジグリシジルエーテル ,  四硝酸ペンタエリトリトール ,  2-メチル-4,6-ジエチル-1,3-ベンゼンジアミン ,  イソホロンジアミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 反応性 ,  分子動力学 ,  現状