抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
モバイル通信の標準規格における通信品質について,3GPPのUTRAおよびE-UTRA規格の無線アクセス部分を例に,最大伝送速度,周波数利用効率,無線周波数帯,伝送遅延などの面から概観した。これらの標準規格には,本稿で述べた以外にも利用シーンや各種の運用条件に応じた詳細な規定が盛り込まれており,また,実際にシステムを展開・運用した際に,一定の通信品質を提供するために必要となる無線装置の試験規格なども整備されているが,これらについては紙面の都合で割愛した。標準規格を策定する際には,技術トレンドや市場の要求を勘案しつつ,データ伝送速度の高速化やシステムの大容量化などの具体的な機能要件を規定することになるが,その根幹が提供する通信サービスの品質にあることは言を俟たない。(著者抄録)