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J-GLOBAL ID:201202259986988875   整理番号:12A0712229

源流域におけるスギ・ヒノキ林の伐採後のピークフロー応答と逓減流量特性

Peak flow responses and recession flow characteristics after thinning of Japanese cypress forest in a headwater catchment
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 35-40 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,三重県の源流域において,森林伐採が雨水流出のピークフローと逓減流量特性に与える影響を評価した。M5流域で58.3%の枝葉が伐採され,一方,M4流域は管理流域として手をつけなかった。出水降雨と流出量は,伐採前期間(113出水)の2004年6月から2007年1月までと伐採後の2007年3月から2009年6月まで(103出水)を監視した。M5とM4の両流域比較解析に基づいて,ピークフローのボリュームは伐採後も目立った増加はなかった。逓減定数Kは増加したが,流出の逓減時間は伐採前後の期間で差違はなかった。出水の流量逓減は,伐採後で降水量到達増加量と蒸発散量減少量との差し引き量の増加による土壌水の増加により,緩やかになる(即ち高いK値)傾向にある。ピークフローの変化がないのは,伐採中の土壌攪乱の少なさに起因する。著者らの両流域における流出解析から,伐採は浸透流や地下水流のような内部水文学的流路を変えるかも知れないことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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流出過程およびそれに及ぼす影響  ,  農業土木  ,  農業気象 

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