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J-GLOBAL ID：201202260000674841   整理番号：12A0568859

ナノからミクロスケールのプローブとしての過冷却液滴を用いた抗着氷被覆の設計

Design of Anti-Icing Coatings Using Supercooled Droplets As Nano-to-Microscale Probes

著者 (2件)： XIAO Jie (Washington State Univ., Washington, USA) ,  CHAUDHURI Santanu (Washington State Univ., Washington, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 9  ページ： 4434-4446  発行年： 2012年03月06日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 飛行中の着氷を防止することが可能な抗着氷被覆材料は航空産業において特に関心がもたれている。ナノ複合材料被覆の抗着氷性を予測するための多重スケールシミュレーション法を示した。さまざまな被覆材料の化学的性質,および着氷の動力学または氷核形成の防止を,ナノスケールの原子レベルシミュレーションにより計算した。さらに,過冷却ミクロ液滴の衝突と回転,および風のせん断のもとでの氷の核形成を含む飛行中の着氷環境を,流体力学的方法を用いて実現した。既知の化学組成および表面トポロジーをもつ表面に対するナノからミクロスケールの着氷モデルを用い,有望な被覆材料の抗着氷性能に関する予測可能性を調べた。この研究では,フッ素化多面体シルセスキオキサンオリゴマー分子を用い,ポリカーボネートマトリクスに埋め込んだ場合のナノスケール粗さを増大させた。抗着氷被覆を成功させるためには,ナノスケールおよびミクロスケール粗さの正確な制御が必要であることがわかった。

シソーラス用語： *着氷 ,  *計算機シミュレーション ,  *核形成 ,  有機ケイ素化合物 ,  オリゴマ ,  ポリカーボネート ,  *表面粗さ
準シソーラス用語： シルセスキオキサン ,  ナノスケール ,  マイクロスケール ,  *原子シミュレーション

分類 (2件)： 固-固界面  (CB12060M) ,  その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T)

タイトルに関連する用語 (6件)： スケール ,  プローブ ,  過冷却 ,  液滴 ,  着氷 ,  設計