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J-GLOBAL ID：201202260003635650   整理番号：12A1065139

ブロック共重合体ブレンド蒸発膜と相転移膜における表面偏析と抗凝固特性の比較

Comparison of surface segregation and anticoagulant property in block copolymer blended evaporation and phase inversion membranes

著者 (8件)： RAN Fen (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  RAN Fen (Lanzhou Univ. Technol., Lanzhou, CHN) ,  NIE Shengqiang (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  LU Yi (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  CHENG Chong (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  WANG Dongsheng (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  SUN Shudong (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  ZHAO Changsheng (Sichuan Univ., Chengdu, CHN)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 44  号： 7  ページ： 819-824  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 樹脂膜の血液適合性を改善する目的でABA両親媒性トリブロック共重合体,ポリ(ビニルピロリドン)-b-ポリ(メチルメタクリレート)-b-ポリ(ビニルピロリドン)とポリエーテルスルホン(PES)との複合膜を,溶液からの蒸発法と相転移法により調製し,その特性評価を行った。蒸発法はトリブロック共重合体とPESのDMF溶液を塗布し40°Cの真空オーブンで乾燥させて作製するもので,相転移法はトリブロック共重合体とPESのDMAC溶液の液膜を水中に浸漬することで製膜するものである。XPSによる膜表面での組成プロファイルと接触角測定から,蒸発法ではPMMAブロック,PESが表面で優勢である一方,相転移法による膜では親水性の高いPVAブロックが水との界面に移行することで製膜後にPVAが表面に偏在する。PVAは血液の抗凝固性であり,表面にPVAが偏在するこのPES膜は血液適合性が良好でその応用が期待される。

シソーラス用語： トリブロック共重合体 ,  *ポリビニルピロリドン ,  ポリメタクリル酸メチル ,  複合膜 ,  *表面偏析 ,  血液適合性 ,  *表面エネルギー ,  ポリエーテルスルホン ,  相転移
準シソーラス用語： *界面エネルギー

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  界面化学一般  (CB12010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： ブロック共重合体 ,  ブレンド ,  蒸発 ,  相転移 ,  表面偏析 ,  凝固