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J-GLOBAL ID:201202260037825254   整理番号:12A0858089

改善性光放出能を示す新しい光不安定性BAPTA-基盤Ca2+ケージ

New Photolabile BAPTA-Based Ca2+ Cages with Improved Photorelease
著者 (5件):
資料名:
巻: 134  号: 18  ページ: 7733-7740  発行年: 2012年05月09日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光不安定性BAPTA-基盤キレート剤(nitr-x)は,生理域pH(6.5-7.5)において非感受性で,高Ca2+選択性をもつが,逆にCa2+放出性が弱いという欠点があった。そこで,光照射によってnitr-xのCa2+アフィニティを下げ,Ca2+放出を容易ならしめる戦略を考えた。すなわち,BAPTA構造のベンゼン環に強力な電子吸引基(-NO2)の導入を試みた。本研究では,芳香環に2つの光感受性o-ニトロベンズヒドリル基が付いたnitr-xの誘導体相当の光活性BAPTA-基盤Ca2+ケージ型キレート剤(nitr-T)を合成し,それの物理化学および光分解特性を調べた。その結果,nitr-xに比較したnitr-TのCa2+放出特性は有意に改善され,しかもキレート剤としての理想的な高Ca2+選択性とpH-非感受性はそのまま維持されていた。この結果,より効率的,選択的かつpH-非感受性光不安定性Ca2+キレート剤をもたらす光-トリガー性Ca2+放出改善に向けた一般戦略としての本研究の有効性が立証された。
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