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J-GLOBAL ID:201202260075691067   整理番号:12A0061322

多層ナノ銀によって修飾されたインジウム-スズ薄層電極での塩素イオンの電気化学的検出

Electrochemical detection of chloride at the multilayer nano-silver modified indium-tin oxide thin electrodes
著者 (2件):
資料名:
巻: 665  ページ: 26-32  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: D0037A  ISSN: 1572-6657  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノ銀によって修飾された多層インジウム-スズ-酸化物(ITO)電極での塩素アニオンの高感度定量のための新しい手法を開発した。多層膜を自己集積/電気化学的集積法によって作製し,その際にITO導電性ガラスを3-アミノプロピルトリエトキシシラン(APTS)によって修飾し,多層膜の作製のために多層累積(LBL)法を利用し,架橋配位子としてポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)(PDDA)を使用した。得られた電極(Ag/{PDDA/Ag}m/APTS/ITO)の表面の特性化をSEMとUV-可視分光法によって行った。Ag/{PDDA/Ag}m/APTS/ITO電極でのCl-の電気化学的挙動についてサイクリックボルタンメトリによって研究した。結果から,修飾された電極のCl-に対する感度が大幅に向上されることがわかり,これは修飾された電極の大きな表面積とCl-1に対する特異的吸着能力によると推定した。塩素イオンとナノ銀との特異的反応によって生成したAg/Cl-1の酸化にもとづくボルタンメトリによって,電極がCl-を検出できた。Ag/{PDDA/Ag}m/APTS/ITO電極に3分間Cl-を蓄積させた後,ピーク高さ(Ag/Cl-)はCl-1濃度と共に1.0×10-8-1.0×10-6molL-1の範囲で直線的に増加した。検出限界は3σレベルで5.2×10-9molL-1であった。この修飾された電極は低コストと高感度で水試料に応用し良好な結果を得た。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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