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J-GLOBAL ID：201202260111098785   整理番号：12A1520160

非常に効率的なG-四重螺旋ベースDNAザイムのin vitro選択

In Vitro Selection of Highly Efficient G-Quadruplex-Based DNAzymes

著者 (8件)： ZHU Ling (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  LI Cong (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  ZHU Zhi (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  LIU Dewen (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  ZOU Yuan (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  WANG Chunming (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  FU Hao (Xiamen Univ., Xiamen, CHN) ,  YANG Chaoyong James (Xiamen Univ., Xiamen, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 19  ページ： 8383-8390  発行年： 2012年10月02日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 良好なペルオキシダーゼ活性を有するG-四重螺旋ベースDNAザイムを得る目的で,ヘミンアガロースビーズを用いたSELEXによってヘミン結合DNAアプタマーを発生させるために,45-ntのランダム領域に25%,35%及び45%のグアニン塩基を含む3種の81-nt ssDNAライブラリーを設計した。先端を切り取ったアプタマ[B7]-3-0が並列G-四重螺旋構造に折畳まれ,最高のペルオキシダーゼ活性及びK_d 29±4nMでのヘミンへの強い結合親和性を示した。また5′側面に位置するヌクレオチドを有するコアG-モチーフシーケンスが3′側面に位置するヌクレオチドを有するものよりも高ペルオキシダーゼ活性を示し,5′側面に位置するヌクレオチドの数がペルオキシダーゼ活性に影響を及ぼすことが分かった。また2′-O-メチル修飾は並列G-四重螺旋[B7]-3-0の自己組織化を促進し,ペルオキシダーゼ活性を促進することから,他のシーケンスよりも高いペルオキシダーゼ様活性を有するG-四重螺旋シーケンスを識別し,ペルオキシダーゼベースバイオアッセイの分析的性能を改善するためにこれを使用した。ssDNAライブラリー及びヘミンアガロースビーズを用いたin vitro選択によって,並列G-四重螺旋を形成させ,最高のペルオキシダーゼ活性を示すシーケンス[B7]-3-0を得ることができた。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  *RNAヌクレオチジルトランスフェラーゼ ,  *遺伝学実験技術 ,  酵素活性度 ,  立体配座 ,  in vitro実験 ,  プリン塩基 ,  ヘミン ,  折畳み構造 ,  親和性 ,  ヌクレオチド ,  ヌクレオチド配列 ,  自己組織化 ,  化学修飾 ,  分子認識 ,  円偏光二色スペクトル ,  バイオアッセイ ,  DNAライブラリー ,  DNA配列 ,  *SELEX法 ,  アプタマー ,  結合親和性 ,  ペルオキシダーゼ活性 ,  *触媒活性DNA ,  G-四重鎖
準シソーラス用語： *DNAザイム ,  G-四重螺旋

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (2件)： G-四重螺旋 ,  DNAザイム