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J-GLOBAL ID：201202260261743603   整理番号：12A0256948

NドープSrOは磁気的であるか 第一原理考察

Is N-doped SrO magnetic? A first-principles view

著者 (1件)： WU Hua (Lab. for Computational Physical Sciences, Surface Physics Lab., and Dep. of Physics, Fudan Univ., Shanghai 200433, CHN)
資料名： Applied Physics Letters  (Applied Physics Letters)
巻： 100  号： 4  ページ： 042405  発行年： 2012年01月23日 
JST資料番号： H0613A  ISSN： 0003-6951  CODEN： APPLAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NドープSrOは,d⁰磁性に対するモデル系の一つであり,磁性(理想的には強磁性)は脱局在化O 2p正孔に媒介された局在N 2pスピンに起因する。本論文で,著者らは,密度汎関数計算を用いて異なる見解を提示した。著者らは,文献で広く仮定されている置換N不純物だけを有するNドープSrOが不安定であること,置換型および格子間両N不純物の対形成状態は,それよりも有意に安定であり,前者よりも遥かに低い(6.7eV低い)形成エネルギーを有すること,を見出した。安定な(N_sub-N_int)^2-二量体は,帯電した(N₂)^2-分子のように振舞い,各二量体が分子スピン=1を有することを記した。しかし,そのスピン分極分子準位はSrOの広いバンドギャップ内にあるので,交換相互作用は無視できるほどに弱い。その結果,NドープSrOは強磁性にはなり得ず,常磁性であると結論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化ストロンチウム ,  ドーピング ,  窒素 ,  スピン ,  *電子構造 ,  密度汎関数法 ,  プログラムパッケージ ,  近似法 ,  局所密度汎関数法 ,  Hubbard模型 ,  状態密度 ,  *常磁性 ,  *バンドギャップ ,  二量体
準シソーラス用語： LDA ,  LDA+U ,  WIEN2k ,  一般化勾配近似

分類 (1件)： 絶縁体結晶の電子構造  (BM02070Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： ドープ ,  SrO ,  磁気 ,  第一原理