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J-GLOBAL ID:201202260264628937   整理番号:12A0385422

2011年東北地方太平洋沖地震により発生した津波の結氷河川における遡上状況及び氷板痕跡調査

Run-up Characteristics and Field Survey on the Tsunami Propagated up Frozen Rivers Caused by 2011 Tohoku-Pacific Coast Earthquake
著者 (8件):
資料名:
号: 705  ページ: 20-30  発行年: 2012年02月10日 
JST資料番号: G0057A  ISSN: 1881-0497  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宮城県三陸沖を震源とするモーメントマグニチュード9.0の地震が2011年3月11日14:46(UTC+09:00)に発生した。この地震に伴い発生した大津波は東北地方太平洋岸に押し寄せ,未曾有の大災害をもたらした。更にこの津波は北海道全域の沿岸にも到達し,津波による水位変動は広範囲にわたって長時間にわたり観測された。今回の津波は,北海道においては甚大な被害をもたらすことはなかったものの,複数の河川に遡上し,河口から最大で40km近くも遡上した。更に寒冷地河川特有の現象として,当時河道内に形成されていた河氷が破壊され,大量の氷板が津波と共に遡上し,高水敷や樋門付近にまで到達していた。本稿は,この津波の河道への侵入が認められた河川のうち,太平洋岸に河口を持つ十勝川,浦幌十勝川,新釧路川,鵡川,沙流川を対象として,水位記録に基づく分析と,現地調査結果を取りまとめた。これらに関して考察を加えた上で結氷時河川津波が有する危険性を指摘し,今後の防災・減災対策上の課題を整理した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (16件):

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