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J-GLOBAL ID：201202260318442800   整理番号：12A1773065

ラセン構造と水溶液中での溶解性を高めたpH応答性生物活性グリコポリペプチド

pH-Responsive Bioactive Glycopolypeptides with Enhanced Helicity and Solubility in Aqueous Solution

著者 (2件)： KRANNIG Kai-Steffen (Max Planck Inst. of Colloids and Interfaces, Potsdam, DEU) ,  SCHLAAD Helmut (Max Planck Inst. of Colloids and Interfaces, Potsdam, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 45  ページ： 18542-18545  発行年： 2012年11月14日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,的を絞った薬の放出の為のキャリアシステム及び細胞エンジニアリング用細胞外物質を模倣した被覆表面の可能性を持った両親媒性のグリコポリペプチドブロックコポリマーの合成である。開環重合と水溶液中でのチオール-エン/イン光化学によってL-グルタミン酸塩及びグリコシル化L-/DL-プロパギルグリシンのコポリペプチドを合成した。この方法はマイルドな条件で最終過程で糖成分を導入することができる。グリコシル化及び非グリコシル化コポリ(L-グルタミン酸塩)は中性及びアルカリ性においてはランダム-コイル形態をとり,酸性媒体中ではα-ラセン形態をとる。ラセン含量はアリル-/プロパギルグリシンユニットの数と形態に依存する。グリコシル化ポリペプチドはポリ(L-グルタミン酸塩)のラセン安定性を凌駕し,pH3.5迄可溶である。濁度分析により,グリコペプチドの植物レクチンコンカナバインに対する選択結合を明らかにした。

シソーラス用語： *糖ペプチド ,  機能性高分子 ,  pH依存性 ,  *生物活性 ,  ヘリックス構造 ,  *水溶性 ,  チオール ,  *ポリペプチド ,  エン反応 ,  化学反応 ,  アルキン ,  *光化学反応 ,  *ブロック共重合体
準シソーラス用語： pH応答性高分子 ,  チオール-イン反応 ,  チオール-エン反応

分類 (3件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (6件)： イルガキュア2959 ,  (S)-2,5-ジオキソオキサゾリジン-4-プロピオン酸ベンジル ,  (S)-4-アリルオキサゾリジン-2,5-ジオン ,  rac-(S^*)-4-アリルオキサゾリジン-2,5-ジオン ,  rac-(S^*)-4-プロパルギルオキサゾリジン-2,5-ジオン ,  1-チオ-β-D-グルコピラノース

タイトルに関連する用語 (6件)： ラセン構造 ,  水溶液 ,  溶解性 ,  pH応答性 ,  生物活性 ,  ポリペプチド