文献
J-GLOBAL ID:201202260345033270   整理番号:12A1772968

圧力駆動逆流を用いるキャピラリーゾーン電気泳動を増強するためのマイクロチップデバイス

A Microchip Device for Enhancing Capillary Zone Electrophoresis Using Pressure-Driven Backflow
著者 (2件):
資料名:
巻: 84  号: 22  ページ: 10058-10063  発行年: 2012年11月20日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ミクロフルイディクスキャピラリーゾーン電気泳動カラム中に定常圧力駆動逆流を導入し,これによって分析技法の分離効率を改善することができるアプローチを提案した。多くの場合,キャピラリーゾーン電気泳動の高分離性能を得るために用いられるガラスマイクロチャンネルにおいて電気浸透流を低減させることが好ましい。そのために一般に静的及び動的被覆が用いられるが,これに用いた化学物質が分離媒質及び/またはチャンネル表面と被検質分子の好ましくない相互作用を誘導する。本研究では,こうした問題を回避するため,分離チャンネルに圧力駆動逆流を生成させることによって,キャピラリーゾーン電気泳動の分離性能を向上させるミクロフルイディクスデバイスを提案した。分離管に浅いセグメントダウンストリームを構築することによって逆流を生じさせ,それを横切る電場を印加した。結果として生じる圧力駆動逆流が分析チャンネルでのバンド広がりを多少増加させたが,8倍以上の分離効率でアミノ酸混合物を分離することができた。このように圧力勾配生成オンチップを用いて分離チャンネル中の電気浸透流を低減させることでミクロフルイディクスキャピラリーゾーン電気泳動の分離効率を改善することができた。ここに示したマイクロチップデバイスはキャピラリーゾーン電気泳動法の小型化に適しており,他の分析法と統合することでラボオンチップへの適用も可能とみられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気泳動分析  ,  分析機器  ,  流体の実験・試験・測定方法及び装置 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る