反応混合物中のアルコールの含有量を変えることのMWCNTの黒鉛化およびその表面官能化への影響

SEGURA-CARDENAS E.; REYES-REYES M.; LOPEZ-SANDOVAL R.

文献

J-GLOBAL ID：201202260367718012 整理番号：12A0784806

反応混合物中のアルコールの含有量を変えることのMWCNTの黒鉛化およびその表面官能化への影響

Effects of Varying the Content of Alcohol in the Reaction Mixture on the Graphitization of MWCNTs and Their Surface Functionalization

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巻： 116 号： 17 ページ： 9783-9792 発行年： 2012年05月03日
JST資料番号： W1877A ISSN： 1932-7447 CODEN： JPCCCK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

伝統的なスプレイ熱分解を用いて,850°Cでのキシレン-アルコール溶液中の5wt%フェロセンの混合物を熱分解することによって合成された多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の生成における,メタノール,エタノール,およびオクタノールなどのアルコール添加の影響を研究した。FTIR分光法によって,フェロセン/キシレン反応混合物中でのアルコールの添加がMWCNTの表面上で官能基を導入させることが観測された。またCNTの長さおよび黒鉛結晶化度が,混合物中の添加アルコールの量およびアルコール分子中の炭素原子に対する酸素原子の数の比に大きく依存することがわかった。さらに,得られた観察結果は,アルコールの添加が,その表面上で付着した官能基,小さなバンプ,およびナノキャビティなどの他の種類の欠陥をその表面上で導入させるけれども,酸素原子のエッチング効果のために,MWCNT上でのアモルファス材料の量を減少させることも示した。

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炭素とその化合物

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