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J-GLOBAL ID：201202260387836259   整理番号：12A0442022

色素増感太陽電池セルに用いる窒素含有複素環化合物アクセプタに対する励起状態酸化ポテンシャルE_(X)X=S+/S^*の調整

Modulating dye E_X (X=(S+/S^*) with efficient heterocyclic nitrogen containing acceptors for DSCs

著者 (4件)： DELCAMP Jared H. (Swiss Federal Inst. Technol., Lausanne, CHE) ,  YELLA Aswani (Swiss Federal Inst. Technol., Lausanne, CHE) ,  NAZEERUDDIN Mohammad K. (Swiss Federal Inst. Technol., Lausanne, CHE) ,  GRAETZEL Michael (Swiss Federal Inst. Technol., Lausanne, CHE)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 17  ページ： 2295-2297  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 色素増感太陽電池セルは高価な金属を使わずに電力変換効率9-12%が得られる材料である。さらに効率を上げる試みがなされ,分子内チャージトランスファーの応答を増大させ,電荷注入を改良するためにドナー-π-A染料を使用することが変換効率を10%前後を達成できる取りかかりとなっている。5種類の複素環窒素含有アクセプタを試みたところ,カルボキシピラジンアクセプタ(JD7)とカルボキシピリジンアクセプタ(JD2)が最もよい結果を示した。これらのアクセプタはπブリッジ発色団を含む染料の開発に役立つと期待される。現在多用されているシアノアクリレートより多くの光子ダイポールを供給し,励起状態の酸化ポテンシャルのシフトを示していると考えられる。とくにJD7は現在のシステムで凝集を防ぐために添加しているケノデオキシコール酸が不必要になり,光-電流変換効率を改良できると期待される。

シソーラス用語： ドナー-アクセプタ対 ,  *太陽電池 ,  効率 ,  双性イオン ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *酸化還元電位 ,  アクセプタ ,  電荷移動
準シソーラス用語： 光電変換効率 ,  *酸化電位 ,  *色素増感太陽電池 ,  双極子イオン ,  分子内電荷移動

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  電池一般  (YB04010O)

物質索引 (4件)： 5-[5′-[4-[ビス(4-ヘキシルオキシフェニル)アミノ]フェニル]-3,3′-(ジヘキシルメチレン)-2,2′-ビチオフェン-5-イル]ピリジン-2-カルボン酸 ,  8-[5′-[4-[ビス(4-ヘキシルオキシフェニル)アミノ]フェニル]-3,3′-(ジヘキシルメチレン)-2,2′-ビチオフェン-5-イル]キノリン-5-カルボン酸 ,  5-[5′-[4-[ビス(4-ヘキシルオキシフェニル)アミノ]フェニル]-3,3′-(ジヘキシルメチレン)-2,2′-ビチオフェン-5-イル]ピラジン-2-カルボン酸 ,  8-[5′-[4-[ビス(4-ヘキシルオキシフェニル)アミノ]フェニル]-3,3′-(ジヘキシルメチレン)-2,2′-ビチオフェン-5-イル]キノキサリン-5-カルボン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 色素増感太陽電池 ,  セル ,  窒素 ,  複素環化合物 ,  アクセプタ ,  励起状態 ,  酸化 ,  ポテンシャル