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J-GLOBAL ID：201202260654245877   整理番号：12A1522583

気候変化が北西ヨーロッパでのコムギのデオキシニバレノール汚染を増加させる

Climate change increases deoxynivalenol contamination of wheat in north-western Europe

著者 (4件)： VAN DER FELS-KLERX H.J. (Wageningen Univ. and Res. Centre, Wageningen, NLD) ,  OLESEN J.E. (Aarhus Univ., Tjele, DNK) ,  MADSEN M.S. (Danish Meteorological Inst., Kobenhavn, DNK) ,  GOEDHART P.W. (Wageningen Univ. and Res. Centre, Wageningen, NLD)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 29  号： 10  ページ： 1593-1604  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球温暖化が予想され,コムギ生育とマイコトキシン(MT)特にデオキシニバレノール(DON)発生への影響について,2040年の北西欧州に関し,生物気象学と気候の関連で定量的な予測を行った。2031~50年の気候モデルを用い,入手可能な小麦の生物気象学とDON濃度予測を用い,冬小麦と春小麦について検討した。気候変化で共に開花と完熟時期が1~2週間早まり,DON濃度が全域で3倍まで高まると予測された。結果として政府と産業のリスク管理の強化と,地域的にはDON汚染のモニタリング強化が必要になる。さらに小区域での予測モデルを用いて,小麦供給チェーンの安全確保が必要になるだろう。

シソーラス用語： *気候変動 ,  北ヨーロッパ ,  *マイコトキシン ,  予測 ,  生気象 ,  気候モデル ,  秋播コムギ ,  春播コムギ ,  開花 ,  成熟 ,  リスク管理 ,  モデリング ,  監視 ,  *予測モデル ,  安全対策 ,  食品衛生 ,  *コムギ ,  脂環式化合物 ,  スピロ化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  エノン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 生物気象学

分類 (3件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

物質索引 (1件)： デオキシニバレノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 気候変化 ,  ヨーロッパ ,  コムギ ,  デオキシニバレノール ,  汚染