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J-GLOBAL ID:201202260670863041   整理番号:12A1349293

オーストラリアのマウスげっ歯類灰色(ash-grey)マウス(Pseudomys albocinereus)による体温調節

Thermoregulation by an Australian murine rodent, the ash-grey mouse (Pseudomys albocinereus)
著者 (8件):
資料名:
巻: 163  号: 3-4  ページ: 336-342  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オーストラリアのげっ歯類は体温調節要求にいかに対応するかについて調べるために,灰色(ash-grey)マウスの体温生理学を試験した。大部分の灰色マウスは10~30°C気温において正常体温を維持したが,高い気温で体温上昇を生じた。ある個体は20及び25°Cの気温で自発的覚醒前に最小体温の各々24.5°C及び28.4°Cを伴って非活動状態になった。これはオーストラリアのマウスげっ歯類による非活動状態の最初の証拠である。これらのデータから,灰色マウスは非活動状態を利用する生理学的能力を持つが,それは他の行動的及び生理学的適応により稀に使用されるらしい。これらの予想よりも高い基礎代謝速度(1.56±0.25mL O2/g/h)により,灰色マウスはエネルギー消費に対して節約法を採用しないことを示した。他の標準的生理学的変数は一般げっ歯類に特有であった。直ぐに利用できる雑食性餌,夜行性活動,半洞穴生活習性及び社会的行動は高エネルギー生活様式を可能にするらしい。明確な生理学的能力にかかわらず,非活動状態を使用しない傾向により,非活動状態の使用は変温体温調節戦略の費用対効果のネットバランスを反映するとの概念を支持した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物生理一般  ,  動物に対する影響 
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