文献
J-GLOBAL ID:201202260678969833   整理番号:12A0970848

金型内のガス排気新システムによる成形品の品質向上

著者 (2件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 55-58  発行年: 2012年07月10日 
JST資料番号: F0254A  ISSN: 0555-7887  CODEN: PRSKAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
齋藤金型製作所(当社)が開発したアウトガス排出装置「エコベント」を紹介した。従来の一般的なベントは樹脂流動末端などに設置されバリがでないようにクリアランス0.01~0.03mmのスリットとして設けられる。又,エアポケット部にはピンをたてその隙間から排気したりする。これらの場合,高流動性樹脂ではバリや隙間への進入が,逆に高粘度樹脂ではヤケや転写不良が問題となる。一方,当社のエコベントは従来方式に比べ断面積が約100倍の開口部を有しているためガスぬけが良好で低圧成形も可能である。本方式では樹脂が流動末端に達すると樹脂圧力により自動的にシャッター(弁)が閉じて開口部への流入を防ぐ機構になっている。このためヤケが起こりにくく金型の転写性も大幅に向上する。金型メンテまでの期間が延び金型寿命が大幅に改善することも期待される。当社のエコベントは既存金型にも装着できる。モデル金型を用いたエコベントの効果の検証実験結果を示した。実験ではPC/ABS同時射出によるT型成形品,一部薄肉成形品,PC薄肉成形品ほかの成形においてエコベントありとなしの場合を比べた。どの場合も不良発生が大幅に減った。当社で成形加工しているABS製の成形品の場合エコベントを装着することで型締め力を大幅に減らして成形機のダウンサイジングを実現できた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
射出成形  ,  機械の組立 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る