文献

J-GLOBAL ID：201202260679588329   整理番号：12A0962031

Lactobacillus equigenerosi Le1株はウマ上皮細胞に侵入する

Lactobacillus equigenerosi Strain Le1 Invades Equine Epithelial Cells

著者 (5件)： BOTHA Marlie (Univ. Stellenbosch, Stellenbosch, ZAF) ,  BOTES Marelize (Univ. Stellenbosch, Stellenbosch, ZAF) ,  LOOS Ben (Univ. Stellenbosch, Stellenbosch, ZAF) ,  SMITH Carine (Univ. Stellenbosch, Stellenbosch, ZAF) ,  DICKS Leon M.T. (Univ. Stellenbosch, Stellenbosch, ZAF)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 78  号： 12  ページ： 4248-4255  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウマ消化管の常在菌であるLactobacillus equigenerosi Le1株の生存性とその宿主への影響については殆ど知られていない。各種pHおよび胆汁酸塩存在下でのL.equigenerosi Le1株の細胞凝集性を検討した。Le1株はpH3.0,1.5%胆汁酸塩存在下,少なくとも2時間は生存し,8%細胞表面疎水性,60%自己凝集,Clostridium diffucile C6と47%共凝集性を示した。プロナーゼ含有培地で前処理すると生上皮細胞への接着が抑制され,ペプシン処理では細胞へに侵入が20分から1時間に遅延した。上皮細胞への接着に対する細胞間の拮抗が,蛍光イメージングで観察された。健常ウマにL.equigenerosi Le1株1x10⁹UFU/kg体重投与しても白血球数を増加させず,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼレベルも変化しなかった。ウマ消化管上皮細胞へのL.equigenerosi Le1株の挙動を明らかにした。

シソーラス用語： ウマ ,  *上皮細胞 ,  *腸内微生物 ,  細胞凝集 ,  pH依存性 ,  *細胞接着 ,  プロナーゼ ,  ペプシン ,  蛍光測定 ,  蛍光イメージング ,  細胞侵入 ,  胆汁酸塩 ,  *ラクトバシラス属 ,  細胞生理学的現象 ,  *消化管上皮細胞 ,  *細胞結合 ,  *結合 ,  *微生物 ,  *細菌
準シソーラス用語： *乳酸桿菌属 ,  細胞生理 ,  *Lactobacillus equigeneros ,  *胃腸管上皮細胞

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  腸  (EJ06040N)

タイトルに関連する用語 (5件)： Lactobacillus ,  株 ,  ウマ ,  上皮細胞 ,  侵入