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J-GLOBAL ID:201202260761176888   整理番号:12A0437031

分化チェックポイントはDNA損傷に反応した造血幹細胞自己再生を制限する

A Differentiation Checkpoint Limits Hematopoietic Stem Cell Self-Renewal in Response to DNA Damage
著者 (24件):
資料名:
巻: 148  号:ページ: 1001-1014  発行年: 2012年03月02日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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DNA損傷に反応した幹細胞自己再生を制限するチェックポイントは癌保護に寄与できるが,組織老化を促進する可能性がある。DNA損傷に対する幹細胞応答を制御する分子成分についてはまだ解明されていない。in vivoのRNA干渉スクリーンを使用して,著者らはテロメア機能不全とγ照射に応答した造血幹細胞(HSC)の自己再生を制限する主要成分として,塩基性ロイシンジッパー転写因子であるATF様(BSTF)を同定した。DNA損傷はG-CSF/STAT3依存的にBATFを誘導し,HSCのリンパ球分化を生じる。BATF欠損はγ照射またはテロメア短縮に応答したHSC自己再生と機能の増大をもたらすが,HSCにおいてDNA損傷の蓄積を生じる結果となる。骨髄異形成症候群患者から採取した骨髄の解析により,DNA損傷依存性のBATF誘導はヒトHSCで保存されるという結論が裏付けられる。まとめると,これらの結果は,BATF依存的分化チェックポイントがDNA損傷に応答したHSCの自己再生を制限するという実験的証拠を示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  造血系  ,  生物学的機能  ,  老化と死 

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