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J-GLOBAL ID:201202260891867424   整理番号:12A1067458

赤血球の多価不飽和脂肪酸レベルで限定した統合失調症の2つの中間表現型の臨床的および生化学的な検証

Clinical and biochemical validation of two endophenotypes of schizophrenia defined by levels of polyunsaturated fatty acids in red blood cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 35-41  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0739A  ISSN: 0952-3278  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多価不飽和脂肪酸(PUFA)は急性統合失調症において二峰性分布することから,2つの中間表現型であることが示唆される。筆者らは臨床的にこれらの中間表現型を特徴付けることを目指した。筆者らの演繹的な仮説では低PUFA患者はより悪い症状を示す。統合失調症,分裂情動性障害および分裂病様障害の患者(18~39歳)は急性の発症で病院に入院させた。陽性・陰性症状評価尺度の判定基準,生命徴候および生化学的変数を97人の患者について赤血球PUFAレベルで測定した。多様な検査の補正は行なわなかった。負のサブスケールスコアは高PUFA集団(19点,n=67)よりも低PUFA(25点,n=30)の方が高かった(p=0.04)。血清のトリグリセリドの測定を行なった95人の患者の中で,高PUFA患者(36%)よりも低PUFA患者(66%)の方が高トリグリセリド血症がより優勢であった(p=0.009)。血清グルコースと平均の血球ヘモグロビンは高PUFA患者より低PUFA患者の方が高かった(それぞれp=0.001,0.03)。低PUFA患者は高PUFA患者よりも重かった(p=0.04)。統合失調症の急性の発症で低赤血球PUFAである患者は高PUFA患者よりもより陰性症状で,代謝および血液学的な異常性を示した。これはPUFAレベルが2つの臨床的に異なる障害の中間表現型を決定していることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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精神障害の診断  ,  血液検査 

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