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J-GLOBAL ID:201202260928076414   整理番号:12A1123504

PDMS膜の構造と性状に及ぼすフイルム厚みの影響

Influence of film thickness on the structure and properties of PDMS membrane
著者 (5件):
資料名:
巻: 415-416  ページ: 624-634  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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透過蒸発による水から有機物分離の為の高フラックスポリ(ジメチルシロキサン)(PDMS)の調製はチャレンジすべき課題であった。生産性フラックスは膜の厚みに逆比例するので,膜は可能な限り薄くなければならない。膜構造とフラックスの間の関係を理解する試みとして異なる0.2から150μmの厚みの膜を調製して研究した。n-ヘキサン中の10wt%ポリマー溶液の蒸発キャステイングにより調製した純粋PDMS膜は平均厚み150μmであったが,ポーラス支持体を用いてより薄い膜を調製した。ATR-IR,SEM,DSC,XRD,及び接触角測定はより薄い膜が相対的により多くの結晶領域を持ち,疎水性が低いことを示した。膜のナノ構造を小角ニュウトロン散乱(SANS)測定を用いて調べた。純粋の膜のSANSデータはポリマー鎖のDebyeモデルに良く適合したが,コーテイングされた膜のデータはDebye鎖モデルとある種のポリマー鎖の凝集構造の組み合わせに適合した。PDMSフイルムの中で,薄くコーテイングされたフイルムは相対的に多い分子鎖凝集体の量を示した。このことはより薄い膜は相対的にルーズな構造持ち,これが透過蒸発による水から有機物分離の低い選択性と高いフラックスの原因かも知れない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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膜分離  ,  無機重合体 
タイトルに関連する用語 (3件):
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