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J-GLOBAL ID:201202260946032734   整理番号:12A1311384

炭化水素ベースナノ複合材料中有機粘土により促進したハイブリッドフィルタネットワークに因る機械的強化の増強

Enhancement of mechanical reinforcement due to hybrid filler networking promoted by an organoclay in hydrocarbon-based nanocomposites
著者 (7件):
資料名:
巻: 65-66  ページ: 57-66  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,炭化水素高分子マトリックスで充填剤ネットワークを形成するため有機修飾モンモリロナイト(OMt)のようなナノ充填剤能力を,OMtが単独充填剤である時と少量カーボンブラック(CB)のようなナノ構造存在下の時の両方で,調べた。有機親和性カチオンとしてのジ(水素化牛脂)-ジメチルアンモニウムでモンモリロナイト(Mt)を修飾し,また高分子マトリックスとしてポリ(1,4-cis-イソプレン)を用いた。ナノ複合材料の静的,動的機械的挙動に加え形態の研究を行った。OMtは,単独充填剤である時に充填剤ネットワークを形成し,また,CB存在下でハイブリッド充填剤ネットワークに関与することを認めた。材料初期弾性率や,歪振幅への貯蔵せん断弾性率や損失弾性率の依存性決定により,OMtベース充填剤ネットワーク形成に必要なOMt濃度を調べた。OMtは,従来のナノ構造充填剤と比べかなり低い含量(高分子百当り約6)で,充填剤ネットワークを形成すると分った。OMtとCBの親和性は,非ハイブリッド充填剤系と比べ,低いOMt含量でのハイブリッドOMt/CB充填剤ネットワーク形成により,明らかに充填剤ネットワーク増強を導いた。2つの系では,臨界OMt濃度以下や以上のOMt含量への過度の初期弾性率への依存性が認められた。更に,OMtは,CB存在下,ナノ複合材料のより高い強化を促進すると分った。本研究では,OMtとCBが協調的相互作用を進展させ,炭化水素材料の機械的性質増強に有利であることを示し,実験調査結果の合理的説明のポイントとしてナノ充填剤により促進された充填剤ネットワーク化を提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ゴム  ,  充填剤,補強材  ,  機械的性質 

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