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J-GLOBAL ID：201202260948434562   整理番号：12A1257903

Chlamydomonasの[FeFe]-ヒドロゲナーゼをコードするHYDA1遺伝子の異なる発現はCOPPER RESPONSE REGULATOR1によって制御されている

Differential Expression of the Chlamydomonas [FeFe]-Hydrogenase-Encoding HYDA1 Gene Is Regulated by the COPPER RESPONSE REGULATOR1

著者 (4件)： PAPE Miriam (Ruhr-Univ., Bochum, DEU) ,  LAMBERTZ Camilla (Ruhr-Univ., Bochum, DEU) ,  HAPPE Thomas (Ruhr-Univ., Bochum, DEU) ,  HEMSCHEMEIER Anja (Ruhr-Univ., Bochum, DEU)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 159  号： 4  ページ： 1700-1712  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 嫌気性に対する応答として単細胞緑藻類Chlamydomonas reinhardtiiは[FeFe]-ヒドロゲナーゼイソ型1(HYDA1)による水素分子の生成を含む複雑な発酵代謝を発達させており,HYDA1の転写物と蛋白質は,酸素あるいは銅の不在下で蓄積する。HYDA1の挿入突然変異誘発ライブラリーのスクリーニングによって,HYDA1遺伝子発現の損なわれたChlamydomonas変異体系統を単離した。この変異体系統は,COPPER RESPONSE REGULATOR1(CRR1)遺伝子が欠失しており,SQUAMOSA-プロモーター結合蛋白質(SBP)ドメイン転写因子がHYDA1転写の制御に関与していることを示した。野生型のC.reinhardtiiをSBPドメインのDNAへの結合を阻害する水銀イオンで処理すると,HYDA1の発現は阻害された。HYDA1プロモーターのレポーター遺伝子解析の結果は,完全なプロモーター活性のためにCRR1結合部位のコアである二つのGTACモチフ類が必要であり,CRR1がHYDA1プロモーターの活性化に関与していることを示した。

シソーラス用語： *Chlamydomonas reinhardtii ,  *ヒドロゲナーゼ ,  遺伝子 ,  *遺伝子発現 ,  *遺伝学実験技術 ,  突然変異体 ,  プロモーター領域 ,  レポーター遺伝子
準シソーラス用語： *[Fe-Fe]ヒドロゲナーゼ ,  CRR1遺伝子 ,  HYDA1遺伝子 ,  *挿入突然変異誘発

分類 (2件)： 酵素生理  (EH02020J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： Chlamydomonas ,  ヒドロゲナーゼ ,  遺伝子 ,  発現