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J-GLOBAL ID：201202260972136440   整理番号：12A1636598

堆積物-水系における有機化合物の非平衡性 リスク評価およびレメディエーション評価の因果関係

Nonequilibrium of Organic Compounds in Sediment-Water Systems. Consequences for Risk Assessment and Remediation Measures

著者 (4件)： VAN NOORT P. C. M. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  KOELMANS A. A. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  VAN NOORT P. C. M. (Deltares, Utrecht, NLD) ,  KOELMANS A. A. (Wageningen IMARES, IJmuiden, NLD)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 20  ページ： 10900-10908  発行年： 2012年10月16日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 堆積物リスク評価およびレメディエーションは堆積物間隙水と上部表面水における化学物質濃度の平衡を仮定して,間隙水濃度だけで評価している。この仮定の妥当性はデータが不足するために検討が不十分であった。しかしパッシブサンプラーを使用した最近の研究により,堆積物間隙水と上部表面水との非平衡性が系統的に評価できるデータが得られた。生物濃縮研究によりこれら濃度の不確実性が底生生物による生体内蓄積によるものであることが明らかになった。ほとんどの水/堆積物(非)平衡研究において,堆積物間隙水および上部表面水は平衡に近かった。低分子量のPAHsでは,上部水濃度は比較的小さくなる傾向にあり,水カラムにおける生分解によると考えられた。半滞留状湾のようなホットスポット場所でかなりの非平衡状態が認められた。そのような場所における堆積物レメディエーション施策の有効性はホットスポット場所での上部水の水質評価を注意深く実施する必要がある。

シソーラス用語： 浄水 ,  *堆積物 ,  リスク評価 ,  環境影響 ,  *間隙水 ,  *表面水 ,  汚染物質 ,  環境モニタリング ,  生体内蓄積 ,  生物濃縮 ,  底生生物 ,  試料採取器 ,  管理 ,  生物分解 ,  *非平衡状態 ,  ホットスポット ,  依存性 ,  *評価 ,  水質試験 ,  ダイオキシン類 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  農業殺菌剤 ,  公害対策 ,  浄化 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  芳香族塩素化合物 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： PAH【汚染物質】 ,  パッシブサンプラ ,  ポリ塩化ジベンゾフラン類 ,  ポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン類 ,  環境リスク評価 ,  環境浄化 ,  *水質評価 ,  不確実性の管理 ,  分子量依存性 ,  有機汚染物質

分類 (2件)： 水質調査測定一般  (SB02060X) ,  環境衛生,公害対策一般  (SC01000F)

物質索引 (19件)： PCB-118 ,  PCB-138 ,  PCB-153 ,  PCB-180 ,  PCB-101 ,  PCB-28 ,  PCB-52 ,  アントラセン ,  インデノ[1,2,3-cd]ピレン ,  クリセン ,  ピレン ,  フェナントレン ,  フルオランテン ,  ヘキサクロロベンゼン ,  ベンゾ[a]アントラセン ,  ベンゾ[a]ピレン ,  ベンゾ[b]フルオランテン ,  ベンゾ[e]ピレン ,  ベンゾ[ghi]ペリレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 堆積物 ,  水系 ,  有機化合物 ,  非平衡性 ,  リスク評価 ,  評価 ,  因果関係