抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国などで見られる粘性土石流が多数のサージ状の形態で流下する土石流が知られている。非粘着性粒子を高濃度に含有した乱流構造の泥流のサージ波長に関して,理論的検討を行うとともに,実験結果との対応を考察した。水と粒子の混合の流れについて可変勾配水路実験を行った。使用した粒子は石炭粉粒子およびポリプロピレン粒子である。高濃度泥流の抵抗則には逆双曲線関数を含み水面形の解析解を得ることが困難なため厳密解としての理論的な波長を定めることができない。このため,近似解の一つとして,抵抗則の流速係数に等流水深を用いた定数として,解析解を導出した。大きなサージが小さなサージを乗り越えて流下するなど複雑な現象の取扱いが不十分であり,実験結果は理論的な結果よりも大きな値の傾向を示した。