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J-GLOBAL ID：201202261038782350   整理番号：12A0954923

イギリスに於ける(2008-2012)燃料転換によるCO₂放出削減の反事実的シミュレーション訓練

A counterfactual simulation exercise of CO₂ emissions abatement through fuel-switching in the UK (2008-2012)

著者 (4件)： CHEVALLIER Julien (Univ. Paris Dauphine, Paris, FRA) ,  DELARUE Erik (Univ. Leuven(K.U. Leuven), Leuven, BEL) ,  LUJAN Emeric (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  D’HAESELEER William (Univ. Leuven(K.U. Leuven), Leuven, BEL)
資料名： International Journal of Global Energy Issues  (International Journal of Global Energy Issues)
巻： 35  号： 5  ページ： 311-331  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0280A  ISSN： 0954-7118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は発電に対するE-simulateモデルを用いて,炭素価格が導入された場合に,生じる色々な技術変化を評価した。色々な石炭とガス価格シナリオを解析し,色々な炭素価格条件に於ける石炭とガスの市場占有率を解析した。本研究の目的は,EU ETS(排出権取引)のフェーズII(2008~2012)に於いて色々な炭素価格に於いて,イギリスの石炭から天然ガスへの燃料切り替えによってどの程度の二酸化炭素削減が発生するかを推定することにあった。この国は燃料ミックス(石炭37%,天然ガス37%:2007)からEU内で最大の可能性を持つと報告されてきた。本研究は,炭素価格e25/トンに於いて年27Mt二酸化炭素が低減でき,炭素価格e40/トンに於いて年36Mt二酸化炭素が低減でき,最大価格炭素価格e125/トンに於いて年40Mt二酸化炭素が低減できることを示した。本稿は更に,燃料価格に依存する色々なシナリオも提示した。

シソーラス用語： 英国 ,  *燃料転換 ,  *減少 ,  *シミュレーション ,  取引 ,  火力発電 ,  税 ,  シミュレーションモデル ,  *シナリオライティング法 ,  石炭 ,  天然ガス ,  最適化 ,  価格
準シソーラス用語： イギリス ,  *二酸化炭素排出量削減 ,  二酸化炭素排出権取引 ,  炭素税 ,  エネルギー・ミックス

分類 (3件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K) ,  発電一般  (NB03010W) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： イギリス ,  燃料転換 ,  CO2放出 ,  シミュレーション訓練