金属性によって単層カーボンナノチューブを選別するための穏やかな臭素化が支援した密度勾配超遠心

WANG Wei Zhi; MAHASIN Alam Sk; GAO Ping Qi; LIM Kok Hwa; CHAN-PARK Mary B.

文献

J-GLOBAL ID：201202261110991148 整理番号：12A1717874

金属性によって単層カーボンナノチューブを選別するための穏やかな臭素化が支援した密度勾配超遠心

Mild Bromination-Assisted Density-Gradient Ultracentrifugation to Sort Single-Walled Carbon Nanotubes by Metallicity

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資料名：
巻： 116 号： 43 ページ： 23027-23035 発行年： 2012年11月01日
JST資料番号： W1877A ISSN： 1932-7447 CODEN： JPCCCK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

N-ブロモスクシンイミド(NBS)を単層カーボンナノチューブ(SWNTs)縣濁液に添加後,超音波処理し反応させた。この懸濁液を濾過・洗浄し,SWNTsをSDS溶液中に再分散し,密度勾配超遠心(DGU)で分離した。分離したSWNTsを用い,スピンコーティングによりFETを作製した。紫外-可視-近赤外分光法,電気測定等によるキャラクタリゼーションや理論計算等を行った。NBSは半導性SWNTsより金属性SWNTsを選択的に攻撃した。Br付加により反応後と純粋なSWNTs間の密度は大きく異なり,非化学修飾SWNTsより効果的にDGU分離できた。FETは空気中で非常に優れた特性を有する安定なp型半導体挙動を示した。オンオフ電流比は狭いゲート電圧内で1730に達し,推定正孔移動度13cm²V^-1s^-1を得た。理論計算は金属性ナノチューブの選択性を確認した。本方法はCoMoCATやアーク放電カーボンナノチューブの分離にも利用できる。

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各種物理的手法 , トランジスタ , 原子・分子のクラスタ

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