抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の農村防災計画概略を示した。安心安全な農村づくりを目指して農村地域の防災対策を行う国の担当部局は,農林水産省農村振興局整備部防災課である。災害発生の背景には,1)自然的なもの,2)経済成長と無秩序な混住化による社会的なもの,3)農業用施設の老朽化,がある。農地防災事業には,ため池の改修,配水施設の整備,地滑りの防止,水質保全がある。集落防災安全施設の整備は,農業集落の安全性を点検し,計画は地域特性を考慮し,広域の地域防災計画と調和を取ることが必要である。これからの防災対策は,ハード整備に加えて,ソフト施策の推進,地域とのつながりを重視した対策も進めていく。東日本大震災による被災については,復興に取りかかった段階である。