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J-GLOBAL ID：201202261424706731   整理番号：12A0138812

疣贅状表皮発育異常症患者と実験的モデルの腫瘍におけるベータパピローマウイルス E4発現の特性化

Characterization of beta papillomavirus E4 expression in tumours from Epidermodysplasia Verruciformis patients and in experimental models

著者 (12件)： BORGOGNA Cinzia ,  ZAVATTARO Elisa ,  DE ANDREA Marco ,  GRIFFIN Heather M. ,  DELL’OSTE Valentina ,  AZZIMONTI Barbara ,  LANDINI Manuela M. ,  PEH Woei Ling ,  PFISTER Herbert ,  DOORBAR John ,  LANDOLFO Santo ,  GARIGLIO Marisa
資料名： Virology  (Virology)
巻： 423  号： 2  ページ： 195-204  発行年： 2012年02月20日 
JST資料番号： H0793A  ISSN： 0042-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究はEV患者から器官脱離した腫瘍(β-HPV誘導皮膚癌のヒトモデル)におけるβ-HPV生活環の出来事の最初の特性化を提供するもので,E4発現パターンの変化が如何に疾病の重症度と関連するかを示す。EV由来ケラチン生成細胞を用いて作られた器官型ラフト培養でもまたβ-HPV生活環を再構築した。EV病変とラフト培養では,多量のE4細胞質発現が他のHPV型で報告されているようにウイルスゲノムの増幅に沿って分化細胞で検出された。いくつかのEV皮膚癌並びにHPV8CER(全初期領域)トランスジェニックマウスからの腫瘍のPCNA陽性基底細胞でもE4発現は見られた。これらの病変では,E4染色は全ての厚さの上皮細胞に及び,著しく非典型的な細胞で明白であった。腫瘍境界にそのような染色が見られないことはβ-HPV関連皮膚癌進行に際してウイルス発現の標識として活用されると思われる異なった型のE4調節不全を示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パピローマウイルス ,  *いぼ ,  病態モデル ,  トランスジェニックマウス ,  FISH ,  蛍光抗体法 ,  *ウイルスタンパク質 ,  皮膚腫瘍 ,  生体内分布 ,  増殖細胞核抗原 ,  培養細胞 ,  線維芽細胞
準シソーラス用語： *βパピローマウイルス ,  *疣贅状表皮発育異常症 ,  *E4蛋白質 ,  PCNA ,  HEK細胞 ,  HFF細胞

分類 (2件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 疣贅状表皮発育異常症 ,  患者 ,  実験 ,  モデル ,  腫瘍 ,  ベータパピローマウイルス ,  発現 ,  特性化