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J-GLOBAL ID:201202261442860586   整理番号:12A0025709

アメリカトガサワラ木材のオーガー熱分解から得られたバイオ-油の収率および特性への熱分解温度の影響

Effect of pyrolysis temperature on the yield and properties of bio-oils obtained from the auger pyrolysis of Douglas Fir wood
著者 (7件):
資料名:
巻: 93  ページ: 52-62  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この論文は,アメリカトガサワラ木材のオーガー熱分解から得られたバイオ-油の収率および組成への熱分解温度の影響を報告した。200と600°Cの間の反応器壁温度で試験がおこなわれた。反応器壁とバイオマス粒子との間で達成された比較的低い熱移動速度のために,得られた固体残渣の温度は非常により低かった(117と420°Cの間)。バイオ-油収率は,流動化されたベッド反応器に対して報告されたもの(60質量%より大きい)に近かった(最大収率:59質量%)。最大油収率は,500°Cの反応器壁温度(バイオマス残渣は328°Cまで加熱された)で得られた。この温度では,アメリカトガサワラ初期分解生成物(リグニンオリゴマー,アンヒドロ糖,2-フルアルデヒド,2(5H)-フラノン,2-フランメタノール,β-メトキシ-(S)-およびアルキル化およびメトキシ化フェノール)の最大収率が観測された。2次熱化学反応からの生成物(フェノール;フェノール,4-エチル,O-クレゾール;フェノール,3,4-ジメチル;クレゾール;ピロテコール,およびフェノール2,4-ジメチル,メタノールおよびガス)の収率は,温度と共に増大した。すべての場合において,2次反応からの生成物の収率は,同等の温度での流動床反応器に対して報告されたものよりもより高かった。オーガー反応器で得られた水収率(11質量%)は,流動床反応器中で処理された他の材料に対して報告されたものと同等であった。得られた結果は,オーガー反応器がバイオ-油およびバイオ-チャーの両方の良い収率を得ることができるが,得られる油の全体的な組成は,達成されるより遅い加熱速度および気相中の2次反応の増大によって影響を受けることを確認した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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