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J-GLOBAL ID：201202261448494344   整理番号：12A0780053

球状表面にグラフト化した多分散性重合体のモンテカルロシミュレーション

Monte Carlo Simulations of Polydisperse Polymers Grafted on Spherical Surfaces

著者 (2件)： DODD Paul M. (Univ. Colorado, Colorado) ,  JAYARAMAN Arthi (Univ. Colorado, Colorado)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 50  号： 10  ページ： 694-705  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 球状ナノ粒子表面にグラフト化した重合体の多分散性がグラフト化重合体鎖の立体配座,グラフト層の厚みおよびグラフト層内の自由端単量体分布に及ぼす影響を記述した。ブラシ様グラフト密度で,多分散性指数(PDI)が増すと,グラフト鎖の回転半径のスケーリング指数は同じナノ粒子上にグラフト化した単一鎖の値に近づいた。高いPDIで,数平均鎖長より短い鎖は単分散の場合に比べより立体配座を圧縮し,数平均鎖長より長い鎖では単分散の場合に比べ全体的な伸縮が少なかった。高グラフト化密度で多分散性フラットブラシにみられるように,球状ナノ粒子上のグラフト層の厚みはPDIに伴って増した。多分散性により,自由端単量体を欠いた表面近くの領域が排除され,自由端単量体分布の幅が減少し,表面近くの自由端単量体分布がシフトすることが分かった。

シソーラス用語： モンテカルロ法 ,  *計算機シミュレーション ,  数学モデル ,  ナノ粒子 ,  *グラフト共重合体 ,  ナノ複合材料 ,  *多分散性 ,  高分子ブラシ ,  立体配座 ,  慣性半径 ,  厚み ,  鎖長効果

分類 (1件)： 高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 球状表面 ,  グラフト ,  多分散性 ,  重合体 ,  モンテカルロシミュレーション