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J-GLOBAL ID：201202261472816298   整理番号：12A0395585

オクタン異性体火炎の伝播に及ぼす燃料分岐の影響

Effects of fuel branching on the propagation of octane isomers flames

著者 (5件)： JI Chunsheng (Dep. of Aerospace and Mechanical Engineering, Univ. of Southern California, Los Angeles, CA 90089-1453, USA) ,  SARATHY S. Mani (Lawrence Livermore National Lab., Livermore, CA 94551, USA) ,  VELOO Peter S. (Dep. of Mechanical and Aerospace Engineering, Princeton Univ., Princeton, NJ 08544, USA) ,  WESTBROOK Charles K. (Lawrence Livermore National Lab., Livermore, CA 94551, USA) ,  EGOLFOPOULOS Fokion N. (Dep. of Aerospace and Mechanical Engineering, Univ. of Southern California, Los Angeles, CA 90089-1453, USA)
資料名： Combustion and Flame  (Combustion and Flame)
巻： 159  号： 4  ページ： 1426-1436  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： C0104A  ISSN： 0010-2180  CODEN： CBFMAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3-メチルヘプタン/空気,2,5-ジメチルヘキサン/空気,およびイソオクタン/空気と空気の混合物の層流火炎速度を大気圧,353Kの未燃焼混合物温度で向流構造において広範囲の当量比で測定した。n-オクタン/空気と2-メチルヘプタン/空気火炎に関する最近の研究で得た結果とその結果を比較した。n-オクタン/空気火炎が最も速く伝搬し,次に2-メチルヘプタン/空気と3-メチルヘプタン/空気,2,5-ジメチルヘキサン/空気,およびイソオクタン/空気火炎が続くこと決定し,全体的な反応性が燃料の分岐の程度が増加するにつれて減少することを確認した。最近開発された反応速度論モデルの組み合わせを使用して実験データをモデル化した。オクタン異性体の高温酸化の化学のいっそうの洞察を得るために詳細な感度解析と反応経路解析を行った。すべてのオクタンの異性体に対して,火炎伝播はH₂/COとC₁C₄の反応速度に対して非常に敏感であるが,燃料に関連した反応の影響は軽微であることを見出した。さらに,分岐鎖異性体の低い反応性が,プロペン,アリルブテン,およびイソブテンなどの非反応性H-捕捉共鳴安定化中間体の生成に起因する可能性があることを計算した火炎構造の解析は明らかにした。燃料特有の反応が火炎伝播の一次効果を発揮しないけれども,初期燃料分解生成物は,C₁C₄中間体の濃度に影響を与え,その後の反応が,すべての異性体間での全体的火炎反応性において観察した差異の原因であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 混合物 ,  *火炎伝搬 ,  *異性体 ,  層流火炎 ,  *燃焼速度 ,  当量 ,  *側鎖 ,  高温酸化 ,  反応速度論 ,  モデル ,  感度解析 ,  反応経路 ,  火炎構造 ,  中間体 ,  代替燃料 ,  ジェット燃料 ,  分解物 ,  アルカン
準シソーラス用語： *火炎速度 ,  *分枝鎖

分類 (2件)： 燃焼一般  (XE04010W) ,  液体燃料工業  (YE03000F)

物質索引 (5件)： 3-メチルヘプタン ,  2,5-ジメチルヘキサン ,  イソオクタン ,  2-メチルヘプタン ,  オクタン

タイトルに関連する用語 (6件)： オクタン ,  異性体 ,  火炎 ,  伝播 ,  燃料 ,  分岐