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J-GLOBAL ID:201202261565625069   整理番号:12A0930947

四足類で進化的に保存されたエンハンサーによるSix1発現制御

Regulation of Six1 expression by evolutionarily conserved enhancers in tetrapods
著者 (6件):
資料名:
巻: 368  号:ページ: 95-108  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Six1ホメオボックス遺伝子は脊椎動物の器官形成で重要な役割を果たす。Six1欠損マウスは頭蓋プラコード由来の骨格筋,腎臓,胸腺,感覚器官,神経節のような器官に重篤な欠陥を示す,そしてヒトSIX1遺伝子の突然変異は難聴や鰓器官欠陥によって特徴づけられる常染色体優性発達障害の鰓-耳-腎症候群を引き起こす。本研究は,マウス胚発生時のSix1遺伝子の動的発現パターンに応答するエンハンサーを同定するために行われた。その結果は四足類Six1座に保持される7つの保存非コーディング配列(CNSs)の異なるエンハンサー活性を示した。その活性は,全頭蓋プラコード(水晶体板を除く),後根神経節,体節,腎形成索,脊索,頭蓋中胚葉で検出された。発生時の主なSix1発現ドメインは,前プラコード領域と前腸内胚葉で以前同定されたエンハンサーと一緒にこれらのエンハンサーの活性の総和によって担われていた。従って著者らの一連の研究で同定された8つのCNSsは四足類のSix1発現に応答できる進化的に保存された主要なエンハンサーを表わす。結果はまたニワトリエレクトロポレーションが,脊椎動物ゲノムに貯えられている制御情報を解読するための強力な方法であることを証明した。ほとんどの保存プラコード特異的エンハンサー,Six1-21の変異解析は,そのエンハンサーがSox,Pax,Fox,Six,Wnt/Lef1,塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックス蛋白質からの種々の入力を統合することを示した。Six1の正の自己制御はSix蛋白質結合部位の制御をとおして達せられた。同定されたSix1エンハンサーは,Six1制御の機構を理解し,発生中の胚,特に感覚器官での遺伝子発現を操作するための価値あるツールを提供する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  進化論一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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