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J-GLOBAL ID:201202261638302549   整理番号:12A0746342

アセトアミノフェンの結晶化に用いるテンプレートとしての両親媒性パラ-カルボキシ-カリックス[4]アレーンの単分子層

Monolayers of an amphiphilic para-carboxy-calix[4]arene act as templates for the crystallization of acetaminophen
著者 (5件):
資料名:
巻: 377  号:ページ: 450-455  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タイトル化合物の5,11,17,23-テトラ-カルボキシ-25,26,27,28-テトラドデシルオキシ-カリックス[4]アレーン1aを,活性な医薬品原料(API)のアセトアミノフェン(APAP)と相互作用する能力および結晶化を開始する能力に関して,Langmuir単分子層として自己組織化した水-空気界面で調べた。Π/A等温線の研究から,1aとAPAPの間に明らかな相互作用が存在し,単分子層の拡張を惹起することが分かった。38mNm-1の界面張力で起きる既知の相転移に加えて,40mM以上のAPAPの濃度で付加的欠陥を圧縮等温線中で観察し,このAPIは単分子層の付加的な相転移を惹起することを示唆した。界面で開始された結晶化研究から,APAP(26gL-1)の過飽和溶液上に広まった単分子層の存在は,界面からのこのAPI結晶成長の引き金となった。ガラス表面上の1aをベースにした単分子層の移動を,Langmuir-Blodgett技法を用いて行った。このように製造された単分子層により,APAPの結晶化をテンプレートに示した。1aのLB膜のキャラクタリゼーションを,画像化と分光学的エリプソメトリを用いて行った。その結果,各々の単分子層は18Åの平均厚みを示したが,これは,アルキル鎖をもつ界面と並列した1aの自己組織化の分子構造と一致し,大環状化合物の軸に並行でアルキル鎖の交互嵌合がないことを指摘していることが分かった。LB移動時のサブ相のAPAPの存在により,層厚が制限されたが,適切な増加を惹起した。また,LB膜のAPAPの結晶化を開始する能力に関する研究から,生成した結晶の品質に対して単分子層の充填が影響を示すことが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
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コロイド化学一般  ,  有機化合物の結晶成長  ,  有機化合物の薄膜  ,  液-気界面  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  医用素材 
物質索引 (2件):
物質索引
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