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J-GLOBAL ID：201202261642881480   整理番号：12A1066190

Halimione portulacoidesにおける6価クロムの還元,取り込み及び酸化的生物標識

Hexavalent chromium reduction, uptake and oxidative biomarkers in Halimione portulacoides

著者 (3件)： DUARTE B. ,  SILVA V. ,  CACADOR I.
資料名： Ecotoxicology and Environmental Safety  (Ecotoxicology and Environmental Safety)
巻： 83  ページ： 1-7  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： A0825B  ISSN： 0147-6513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： in situでのCr(VI)のそのより毒性の低い形態Cr(III)への還元は,植生浄化にとって有用な解毒機構であるかも知れない。水栽培メソコスモス手法を用いて,著者らは,Halimione portulacoidesについてCr(VI)の還元及び取り込み能ならびにその抗酸化的フィードバック及び生物標識を評価した。この種が外部媒体中で大量のCr(VI)を還元するのみならず,この元素をその根及び地上の器官中に回収し,蓄積することが分かった。これらの両機構が用量依存性であることが分かった。この植生浄化の潜在能と合わせて酸化的フィードバックについても評価した。Crの取り込みは,クロロフィル含量及びフラボノイド含量にその大きな影響をもたらし,光合成及び光保護機構に潜在的影響をもたらした。H.portulacoidesの根に大量のCrが蓄積したが,酵素的防御は不活性化されず,活性酸素種に対する絶え間ない防御を認めた。実際,グアヤコールペルオキシダーゼ(GPX)及び特にスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は,Cr誘発性ストレスの優れた用量に関連した生物標識であることを明らかにした。これらのすべての局面は,この種がCr(VI)の植物抽出あるいはCr(III)への還元によるCr(VI)の植生浄化過程に,またCrの環境汚染の生物標識としてSOD及びGPXを用いる監視計画に適していることを示すものであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 重金属汚染 ,  *六価クロム ,  環境影響 ,  *アカザ科 ,  *取込 ,  生体吸収 ,  ファイトレメディエーション ,  バイオレメディエーション ,  還元 ,  酸化防止 ,  バイオマーカー ,  生体防御
準シソーラス用語： *Halimione portulacoides ,  抗酸化防御 ,  植物抽出

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 6価クロム ,  還元 ,  取り込み ,  酸化 ,  生物標識