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J-GLOBAL ID：201202261660119235   整理番号：12A0797235

靭性を強化した複合材曲がり梁の層間強度

Interlaminar Strength of CFRP Curved Beam with Different Toughened-Material Systems

著者 (4件)： 柏木聖紘 (三菱重工業 長崎研) ,  野中吉紀 (三菱重工業 長崎研) ,  阿部俊夫 (三菱重工業) ,  山下政之 (三菱重工業)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 78  号： 788  ページ： 577-581 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維強化複合材(CFRP)の層間強度向上のため,層間破壊じん性を高める研究が注目されている。本研究では,層間強化方法の異なる2種類のCFRPについて,構造物への適用性を確認するため,曲がり梁の静的曲げ強度試験を行った。また,クーポン試験との,破壊メカニズムの相違点を評価するため,剥離進展状況を観察し,さらに層間剥離進展挙動を考慮したFEM解析を行った。これらの結果から,クーポン試験と曲がり梁試験との相違点が確認され,この相違点は剥離進展経路の差が原因と推定された。FEM解析を用いて構造物の強度予測を行う場合,クーポン試験から得られるものとは異なる破壊じん性を用いる必要があると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 繊維強化プラスチック ,  *曲がり梁 ,  靱性 ,  *破壊靱性 ,  層間剥離 ,  強度 ,  数値解析 ,  曲げ強さ ,  炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： CFRP ,  *層間強度 ,  FEM解析 ,  強度試験

分類 (2件)： 梁,桁  (HD03020H) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC04030W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 靭性 ,  強化 ,  複合材 ,  曲がり梁