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J-GLOBAL ID:201202261660408784   整理番号:12A1466549

短い正弦状および切欠き騒音マスカによって推論される聴覚フィルタ同調

Auditory filter tuning inferred with short sinusoidal and notched-noise maskers
著者 (2件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 2497-2513  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内側オリーブ蝸牛の生理学によって,十分に長い音刺激(>100ms)は蝸牛の利得を低減し,周波数選択性の拡大が生じることが示唆されている。本研究では4kHz信号を利用し,短いマスカ(20ms)を使って心理物理同調曲線(PTC)および切欠き騒音同調特性を計測することにより,利得低減を回避することを図った。2つの形式の背景騒音を使ってオフ周波数聴取がPTCに及ぼす影響を評価し,線形基準としてオフ周波数マスカを使って求めた蝸牛入力/出力(I/O)関数の推定を使って等レベル曲線を導いた。長いマスカ(>20ms)が利得の低減を誘発したと想定するモデルを使って,マスカ継続時間がPTCに及ぼす影響を評価した。これらの結果は,I/O関数を導く場合,オフ周波数マスカが有効な線形基準であること,またオフ周波数聴取は信号位置に近い聴覚フィルタにおいて発生したと考えられることを示唆した。このマスキングの増大研究で得た等レベル曲線は,Eustaqui-MartinおよびLopez-Povedaによる時間マスキング曲線の研究[J.Assoc.Res.Otolaryngol.12,281~299.(2011)]による結果と一致し,等レベル曲線を導くためにいずれの手法も使うことができることを示した。最後にモデルシミュレーションによって,マスカの継続時間は周波数選択性に影響しないと考えられることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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聴覚 

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